スタッフインタビュー ~看護師、メディカルコーディネーター 丸野 さおり~

YOCの看護師、メディカルコーディネーターの丸野 さおりにインタビューしました。

QYOCに入職するまでの経歴を教えてください。
看護学校卒業後、脳外科病棟で約3年勤務後、別の病院にて約3年外科病棟で勤務しながら、同じ病棟内で終末期の患者さんも担当していました。出産、育児でしばらく休職後、サービス付き高齢者向け住宅や消化器内科クリニックで看護師として仕事復帰をし、サービス付き高齢者向け住宅に往診やリハビリに来る先生を見ていて、訪問看護に興味を持ちました。友人からYOCの存在を聞き、HPを調べて直接電話し採用してもらい、201811YOC入職。他のスタッフは全員先生やスタッフの知り合いで入ってきているのですが、私は飛び込みで入って来た唯一のスタッフです(笑)。

Q.どのような業務をされていますか?病院勤務とはどういったところが違うなと思われますか?
訪問看護とメディカルコーディネーターをしています。病院勤務時代、当時はまだ緩和ケア病棟が独立しておらず、外科病棟でオペ後の患者さんと緩和の患者さんとを同時に沢山受け持っていたので、苦痛を訴える緩和の患者さんに十分寄り添うことが出来ず、それにすごく葛藤を感じていました。訪問看護師となった今は、ひとりの患者さんにゆっくりと時間をかけお話もでき、単なる看護だけでは無く、患者さんが一体何を求めているのかというメンタル面でのケアもできるようになったかなと思います。

Q.何か心掛けていることはありますか?
患者さんの思いに、「そうやね」と気持ちを受け止めるようにしています。そうやって自分なりに患者さんに寄り添うように心掛けています。それから、ご家族との関りもすごく大事にしています。ご本人がいくら自宅で療養生活を送りたいと言っても、ご家族の協力なしには実現できません。なので、私はご本人への支援はもちろんですが、それ以上にご家族への配慮を大切にしており、必ずご家族にも一言掛けるようにしています。
患者さんにもご家族にも、看護師という事をあまり意識しないで、人と人との会話ができるよう心掛けており、お蔭様で「丸ちゃんとは話しやすい」と言ってもらえる事も多くとても嬉しく思っています。患者さんから「たくさん話ができて良かった」といってもらえた時は、「あ~今日来て良かったなぁ」と思います。そんな風にメンタル面でも患者さんやご家族をサポートしていける看護師を目指してこれからも頑張っていきたいと思います。