最期を迎えるときの身体変化の一例

人が亡くなる前の身体の変化は、看取りの経験がないとわからないものです。
お家での家族の最期の時間を慌てず落ち着いて過ごしていただくために、少しでも理解いただければと思います。

〇亡くなる1週間前
・だんだんと眠っている時間が長くなります。

〇亡くなる数日前~数時間前
・声をかけても目を覚ますことが少なくなります。
・喉元でゴロゴロという音がすることがあります。
・息をしていない時間が見られたり、息をすると同時に肩と顎が動いたりするようになります。
※喘いでいるように見えることがありますが、苦しいからではなく、自然な動きであり、心配ありません。
・手足の先が冷たく青ざめ、脈が弱くなります。
・せん妄といって、辻褄の合わないことを言ったり、手足を動かしたりすることがあります。

主治医から本人の病状や今後予測される変化について事前に説明を受け、家族内で理解しておくようにしましょう。

出典:京都地域包括ケア推進機構看取り対策プロジェクト「最期まで在宅で過ごすことを考える皆様へ」