スタッフインタビュー ~メディカルコーディネーター 河内 直之~

YOCメディカルコーディネーターの河内 直之にインタビューしました。

Q. YOCに入職するまでの経歴を教えてください。
龍谷大学国際文化学部に在学中、ボランティアセンターという大学内の組織で、ボランティア活動をしたり、学生にボランティアを紹介したりする活動をしていました。そこでの経験を通して、相手が新しい経験をするきっかけを作ることで、その人の人生に何か良い影響を与えるという事に面白さを感じ、卒業後は不動産会社に就職。お部屋を紹介する仕事をしてきました。約5年勤務し、2019年4月1日にYOCに入職しました。

Q. YOCで働こうと思ったきっかけは?
前職の時に院長と知り合い、YOCが当直用に借りている物件の仲介を担当しました。院長と何度か会ううちに、「YOCで一緒に働こう!」と誘ってもらい、ちょうど前職が5年という節目に差し掛かり、転職を考えていたタイミングだったので、自分自身の「人の人生に関わる仕事がしたい」という思いに合った仕事かなと思い、転職を決意しました。

Q. 初めての医療業界。抵抗はありませんでしたか?
抵抗はそれほどありませんでした。周りのほうが心配していましたが、抵抗や不安よりも、新しいことに挑戦をするという楽しみの方が大きかったです。
医療業界未経験の私が、このような職種を経験できるチャンスというのはそう多くは無いと思うので、頑張って挑戦してみようと思いました。

Q. どのような業務をされていますか?
メディカルコーディネーター(MC)として医師の診療に同行し、医療行為の補助をしています。

Q. 今後の目標を教えてください。
この仕事は患者さんの命に直接関わる仕事で、時には看取りに立ち会う事もあり、「人の人生に関わる仕事がしたい」という思いは果たせているかなと思いますし、患者さんやご家族から「ありがとう」と言って頂いた時にはやりがいも感じています。でも、患者さんとメインで関わるのは医師であり、MCは陰で支える仕事なのでそこにもどかしさを感じる事もあります。
ある先輩がこんな話をしてくれました。「患者さんが『私の主治医は〇〇先生だけど、私のメディカルコーディネーターは○○さんよ』と言ってもらえるようになりたい」と。私もそんなMCを目指したいと思っています。今は医師の補助をするだけで精一杯ですが、今後はもっと患者さんとコミュニケーションを取り、患者さんの不安を軽減し、患者さんに必要な環境を整えるための医師や関係機関との良い仲介役になっていけたらなと思っています。診療補助もMCの大切な仕事ですが、それだけではなく、もっと主体的に患者さんのお役に立てる存在になることが今の目標です。