立命館大学大学院経営管理研究科 医療経営研究会

2019年6月29日(土)、立命館大学大学院経営管理研究科の医療経営研究会が開催され、広報の岩﨑が講義させていただきました。

【テーマ】
「患者、主介護者との信頼関係構築のために在宅医に必要なコミュニケーション」

サービスマーケティングの視点から、診療時の医師と患者、主介護者のコミュニケーションを研究したもので、当院の患者さん15世帯にインタビューに協力いただきました。
研究では、患者さん、主介護者、医師の対人コミュニケーションの特性を4つのタイプに分け、相性の良い組み合わせを明らかにしました。
また、相性の悪いタイプであっても、意識的に相手のタイプに合わせたコミュニケーションをとることで、患者さんや主介護者の方から信頼を得ている医師もいます。
調査の結果、患者満足において、診療時に医療技術はもちろん、患者を1人の人間として捉え、相手に合わせてコミュニケーションするスキルも求められることがわかりました。
今後の診療の質向上に役立てていきたいです。