最期を迎えるときの身体変化の一例

人が亡くなる前の身体の変化は、看取りの経験がないとわからないものです。
お家での家族の最期の時間を慌てず落ち着いて過ごしていただくために、少しでも理解いただければと思います。

〇亡くなる1週間前
・だんだんと眠っている時間が長くなります。

〇亡くなる数日前~数時間前
・声をかけても目を覚ますことが少なくなります。
・喉元でゴロゴロという音がすることがあります。
・息をしていない時間が見られたり、息をすると同時に肩と顎が動いたりするようになります。
※喘いでいるように見えることがありますが、苦しいからではなく、自然な動きであり、心配ありません。
・手足の先が冷たく青ざめ、脈が弱くなります。
・せん妄といって、辻褄の合わないことを言ったり、手足を動かしたりすることがあります。

主治医から本人の病状や今後予測される変化について事前に説明を受け、家族内で理解しておくようにしましょう。

出典:京都地域包括ケア推進機構看取り対策プロジェクト「最期まで在宅で過ごすことを考える皆様へ」

スタッフインタビュー ~メディカルコーディネーター 堀 ましゆ~

YOCメディカルコーディネーターの堀 ましゆにインタビューしました。

Q. YOCに入職するまでの経歴を教えてください。
特別養護老人ホームで10年間、デイサービスで1年間、地域包括支援センターで7年ほど勤務した後、本年11月にYOC入職。
老人ホームでは介護士、デイサービスでは介護士兼生活相談員、地域包括ではケアマネジャーをしていました。地域包括在職中に主任ケアマネジャーの資格を取得し、主任ケアマネジャーとしても約1年働いていました。

Q. どうしてYOCで働こうと思ったのですか?
地域包括支援センターに在職中、受診が全く出来ていない方や、病院に行きたくても行けない方をたくさんみてきたので、そんな方の救済となる訪問診療の仕事に興味を持ち始めたのがきっかけです。
身体や病気の事で困っている方がいても、福祉職ではなかなか踏み込めない部分があったのですが、医療職だと踏み込んで関わる事ができますし、在宅医療が入る事で生活が良くなった方を何人も見てきたので自分もやってみたいと思い、入職を決めました。

Q. 入職するまでのYOCのイメージを聞かせてください。
若い方が多くてパワフルなイメージでした。
介入がなかなか難しいケースでも、引き受けてくださるので助かっていましたし、「困っていたら来てくれる」そんなイメージを持っていました。

Q. ケアマネジャーや介護福祉士の経験を当院でどのように活かしていきたいですか?
これまで地域の支援にかかわる仕事をしてきたのですが、福祉と医療の連携がうまくいっていない場面に遭遇する事があり、福祉を経験した自分が医療に入る事で、何か貢献できることがあるのではと思っています。
みんな「患者さんに良くなってもらいたい」という思いは同じなのですが、どうしてもそこにいくまでの過程や考え方に違いがあって、かみ合わない事があるのかなと感じていて、医療と福祉両方の立場が分かる人間が、医療と患者さんやご家族の間や、医療と多職種の間に入る事で、もっともっと1つのチームとして上手くまとまる事ができるのではないかと考えています。そんなつなぎ役として活躍していきたいなと考えています。

Q. 今後の目標を教えてください。
施設でも勤務していたので、施設で亡くなる方もたくさんみてきました。好きで施設にいる方、そうでない方、望んでいた死に方、そうでない死に方。
色んな方の人生の最期を見てきて思う事は、自分が望む人生の最期の過ごし方をどうやって実現していくのかという事。その手段として、在宅医療が当然の選択肢の一つになって欲しいと思っています。
在宅医療の場合は、患者さん本人だけでなく、ご家族、福祉、医療、いろんな職種の連携によって成り立っています。在宅医療がもっと選ばれやすくなるよう、医療と福祉の連携に貢献していきたいです。